スペインGP予選:ライコネンがポール、アロンソが2番手に飛び込む!
スペインGP予選は、ライコネンがポールポジションを獲得した。アロンソは2番手に飛び込み、フロントローを獲得。地元のファンから大歓声が上がった。3番手にはマッサ、4番手にはクビサが入り、ハミルトンは5番手で3列目からのスタートとなった。以下6位コヴァライネン、7位ウェーバー、8位トゥルーリ、9位ハイドフェルド、10位ピケとなった。
毎年スペインGPは各チーム冬のテストで走りこんでいてデータが豊富
そのため番狂わせが起こりにくい、レースはパレードとなりがちでした。
ところが、今年はチームとドライバーともに
共通ECUやトラクションコントロール禁止といった
新規則への対応がいまだ不十分で試行錯誤を続けている段階
準備不足のままスペインGPを迎えてしまいました。
加えて、湿度や温度が1℃の変化でも大きな影響を受けてしまうほど
調整がシビアでデリケートなF1カー。
気象条件が想定外だったのかほぼすべてのチームがセッティングに苦労しているようです。
そんななか、やはり現場での対応力・適応力という意味では
チームの総合力の差がそのままグリッドに現れて、
トップチームはトップチームなのだと
あらめて見せ付けられたというのが感想ですね。
今回の予選で注目したのが、前回と同じ
セッション2とセッション3のラップタイム差です。
ライコネン +1.029
アロンソ +1.1
マッサ +1.474
クビサ +1.468
ハミルトン +1.271
コヴァライネン +1.414
ライコネンとアロンソはやや軽めかも知れません。
アロンソとライコネンのバトルを楽しめるかもしれませんね。
マッサのタイム差を見るとフェラーリは作戦を分ける戦略といえそうです。
マクラーレンにとってはこのマッサの存在が気になります。
できることならスタートでマッサの前に出たいところ。
ところで、注目すべきはハミルトンの走り
実は、フリー走行のレースシミュレートと思われるタイムを抽出したところ
タイムがまったく安定していません。
全ドライバーの平均を計算してみたところ1周ごとに
だいたい0.16秒ラップタイムが上昇するはずですが、
ハミルトンはそれ以上の上昇を見せたかと思うと、次の周ではコンマ4も急激にダウンするなど
安定感が全くありません
きれいな上昇カーブを得られた周回を重ねることができておらず、
おそらく参考になるロングランデータが取れていないかと思われます。
そのため燃料登載量を決めかねているのではないのでしょうか。
ロングランをするにもデータがない
かといて、ピットインのタイミングを早めたくない
そんな迷いが感じられます。
まだまだ精神的にはタフとはいえない若きイギリス人
フリー走行のタイムの推移を見る限りでという、数字の上ではありますが
レースでは大きなミスをしてしまうかも
という危機感が漂っています。
こういう状況でハミルトンがどういうレース運びをするか。
あくまでもスピードを追求するか、安全なポイント狙いに徹するか
個人的にはハミルトンの走りに注目したいです。
アロンソも地元でいいレースができるといいですね。

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