March 25, 2008

第2戦マレーシアGP決勝レビュー

マレーシアGP決勝:ライコネンが今シーズン1勝目を飾る!

第2戦マレーシアGPの順位は、1位ライコネン、2位クビサ、3位コヴァライネン、4位トゥルーリ、5位ハミルトン、6位ハイドフェルド、7位ウェーバー、8位アロンソ、9位クルサード、10位バトン、11位ピケ、12位フィジケラ、13位バリチェロ、14位ロズベルグ、15位デビッドソン、16位佐藤、17位中嶋となった。






2008年F1世界選手権・第2戦のマレーシアGP決勝レースがスタートする。レース直前のコンディション

フォーメーションラップを終え、各車グリッドに並び、シグナルのライトが消えてレースがスタート!

まずはマッサが飛び出し、2番目にライコネン。1コーナーは、クビサが3番手で通り抜ける。後方ではボーデがコースオフ!ここでイエローフラッグが出される。

1周目を終えて、マッサ、ライコネン、クビサ、ウェーバー、ハミルトン、トゥルーリ、コヴァライネン、クルサード、アロンソというトップ10。トヨタのグロックがスローダウンし、ピットへ戻った。ボーデはリタイアとなっている。

ボーデ
いいスタートだったけれど、ギアが2速のまま動かないことに気付いたんだ。ターン4までは右側から追い越され、ターン5では僕はインサイドにいて誰かがとなりにいた。ターン6では外側にいて右に曲がろうとしたときに汚れた側に乗ってしまい、クルマはこらえきれなくなってグラベルに向かってスピンしたんだ。そして、僕のレースは終わってしまったよ


ハイドフェルド
第1コーナーで外側からオーバーテイクしようとしたんだ。ロベルトがインサイドにいて、ヤルノ・トゥルーリが僕たちの間にいた。僕は行き場がなくなってしまったんだ。やってみたけど、うまくいかなかったよ。


トゥルーリ
1コーナーではグリップを失って、はらんでしまい、ニック・ハイドフェルドに接触してしまった。



2周目、最後尾スタートの一貴が16位まで順位を上げている。ロズベルグがピットイン。グロックとの接触があった模様。ロズベルグはフロントノーズを交換し、またコースへと戻っていく。
3周目、グロックはそのままリタイヤとなった。


ロズベルグ
彼は間を空けていたから、そこをつこうとして彼と並んだんだ。彼には僕が見えなかったらしく、彼は内側に入ってきて僕は引くことができなかった。あれは不運だったんだ。


グロック
ミラーを見たときには彼はずっと後ろの方にいたから、あんなところで彼が僕をオーバーテイクしようとするなんて思っていなかったよ。


ライコネン
スタートではフェリペと並んだけれど、最初のスティントの後で僕は彼より1周遅くピットストップを行うことがわかっていたから、リスクは負わなかったんだ。



4周目、8番手のクルサードに後ろからアロンソとハイドフェルドが仕掛ける。ハイドフェルドがすっと前に出て、その後アロンソもクルサードをオーバーテイク。これでクルサードは10番手に下がる。トップのマッサが1分37秒台中盤のペースで快走。2番手ライコネンが1.7秒差でそれを追う。3位のクビサはトップの2人から引き離されつつある。




5周目、スーティルがコースアウト。そのまま芝生の上にクルマを止める

スーティル
ハイドロリック系のトラブルが起きて僕はエンジンを切ってコースから外に出なければならなかった。





6周目、トゥルーリがハミルトンに0.5秒差に迫っている。ここは5位争い。ハミルトンはペースが上らず、1分38秒台半ばで走っている。

8周目、一貴がヴェッテルに仕掛け、1コーナーでオーバーテイク!これで一貴は13番手に。

一貴
グリッド後方からのスタートだから、非常にアグレッシブな戦略をとることを決断したんだ。
9周目、フェラーリ2台のラップタイムは1分36秒台に突入。3位クビサとの差は7秒近くに広がっている。

10周目、14番手のヴェッテルに、バリチェロ、フィジケラがそれぞれ1秒以内の差で続いている。マッサが1分36秒263でファステスト。


12周目、5位のハミルトンがペースを上げて、4位のウェーバーにあと1秒のところにつけている。

ハミルトン長い間マークをプッシュしてきたけれど、誰かの後ろについても十分な速さがないと追い抜くのは非常に難しいんだ。



16周目、フェラーリの2台は1分35秒台に突入。3番手クビサよりも1周あたり0.6秒ほど速い。クビサとの差は約11秒。
ライコネンが1分35秒679のファステスト。

ライコネン
クルマにもタイヤにもストレスをかけることなくクルマを完璧にコントロールできた


18周目、ライコネンがピットイン。マッサと同じくハードタイヤでピットアウト。これでクビサが暫定的にトップを走行することになる。ライコネンはマッサの前でコースに復帰。その差はわずかだが、これでトップ2台の順位が入れ替わったことになる。

19周目、琢磨がピットイン。現在の上位の樹には、クビサ、ハミルトン、コヴァライネン、ライコネン、マッサ、アロンソ、クルサード、バトン、トゥルーリ、ピケというトップ10。

20周目、ハミルトンがピットイン。ソフト−ソフトという選択。ハミルトンは右フロントタイヤの装着に手間取り、長いピットストップとなった。かなりの時間をロスし、順位を落として、ハイドフェルドの前、11番手に入った模様。

ハミルトン
大幅に時間を失ってしまったよ



21周目、コヴァライネンがピットイン。コヴァライネンはチームメイトと異なり、ソフト−ハードとタイヤを選択。リプレイによると、先ほどのハミルトンのピット作業は、クルーのミスがあったようだ。フィジケラとデビッドソンがピットイン。

22周目、トップ走行中のクビサがピットイン。クビサは8.7秒でピットアウト。22周目現在、まだピットインしていないのは4番手のアロンソ、5番手クルサード、6番手バトン、9番手ピケ、13番手ヴェッテル、14番手バリチェロ。

23周目、アロンソがピットイン。バトンもピットへ。アロンソはふたたびハードタイヤをチョイス。



27周目、1位ライコネンの後ろは4.2秒差でマッサ、3番手のクビサはマッサにすでに12.7秒離されており、フェラーリは逃げ切り態勢に入っている。

29周目、琢磨のペースが遅く、1分40秒台。琢磨がふらついてコースアウトするシーンがリプレイで流れている。

琢磨
不運にも高速エリアでタイヤのカスを拾ってしまい,走行ラインが膨らんでタイムをロスしてしまいました。



31周目、8コーナーでマッサがスピン。コースアウトしてグラベルにはまり、ここでリタイヤ。

マッサ
リアがおかしな挙動を示していた。。何が起きたのかわからない。完全にコントロールを失っただけなんだ。




7、8コーナーにかけてイエローフラッグ。マッサのマシンの撤去作業が行われている。



33周目、マッサが消え、トップはライコネンが独走。22秒差で2番手がクビサ、さらにその18秒後方にコヴァライネン。

接戦になっているのは、3位コヴァライネンと4位トゥルーリ、5位ウェーバーと6位ハミルトン、10位バトンと11位ピケ、16位デビッドソンと17位琢磨。ウェーバを追うハミルトンのオンボード映像がたびたび流されるが、コーナーでふらついてステアリングを逆にきる場面が多い。


35周目、ウェーバーの無線が流れる。すぐ後ろを走るハミルトンではなく、8番手アロンソとのタイム差を気にしている。

36周目、1分36秒台はトップのライコネンのみ。2番手クビサから14番手フィジケラまでが1分37秒台という混戦のレース。



38周目、ライコネンが1分35秒405のファステスト。ライコネンがピットイン。ライコネンは最終スティントはもちろんソフトタイヤ。残り18周をこれで走り切る。これでクビサがふたたびトップを走ることとなる。



41周目、4番手走行中のトゥルーリがピットイン。ヴェッテルのマシンから白煙。12番手走行中だったが、コース脇にクルマを止めている。リプレイを見ると、マシン後方から炎が見える。この間に、16位デビッドソンと11位ピケがピットイン。

ヴェッテル
バックエンドに火がついてストップしなければならなかった。全てがオーバーヒートしてしまうと、こういうことは時々起こるものなんだ。それまではまあまあなレースだったよ。


42周目、5番手ハイドフェルド、6番手アロンソがピットイン。この2台とウェーバーとの位置関係に注目。ハイドフェルドがコースへ戻り、その後ろにウェーバー、そしてアロンソの順となった。ハイドフェルドはソフトタイヤを選択している。

43周目、トップ走行中のクビサがピットイン。これでライコネンがトップ。クビサはソフトタイヤでピットアウト。


バリチェロに、ピットレーンのスピード違反でドライブスルーペナルティ。

バリチェロ
どこでスピード制限が終わりになるのかを示したマーキングがはっきりしていなかったよ。



49周目、4位トゥルーリが1分36秒台後半。5位ハミルトンが1分35秒台後半で走っており、急速に追いついてきている。

残り6周、1位ライコネン、2位クビサ、3位コヴァライネンは一人旅状態。4位トゥルーリと5位ハミルトンの差は3.2秒だが、その差は縮まりつつある。トゥルーリを追うハミルトンがセクター1でファステスト。一方、7位ウェーバーをアロンソが0.6秒差で追いつめている。

残り5周、トゥルーリとハミルトンの4位争いは2.6秒差。1周で1秒程度差が縮まっている。

アロンソがウェーバーのうしろにぴったり付いて走っている。

残り3周、トゥルーリ、ハミルトンの4位争い、ウェーバー、アロンソの7位争いが続いている。アロンソに追われているウェーバーが1分36秒696の自己ベストを出している。

残り2周、前戦ではあと少しのところでリタイヤして表彰台を逃したクビサが、2位表彰台を目指して走っている。

ライコネンが最終コーナーを回り、いよいよファイナルラップ。



ここでバトンがコースオフのリプレイ。

トップのライコネンが最終コーナーを回ってトップでチェッカーフラッグ!今シーズン1勝目を挙げた。クビサが2位でゴール。3位はコヴァライネン。トゥルーリがハミルトンを抑えて4位。ウェーバーもなんとかアロンソから逃げ切り、7位で2ポイント獲得。

第2戦マレーシアGPの順位は、1位ライコネン、2位クビサ、3位コヴァライネン、4位トゥルーリ、5位ハミルトン、6位ハイドフェルド、7位ウェーバー、8位アロンソ、9位クルサード、10位バトン、11位ピケ、12位フィジケラ、13位バリチェロ、14位ロズベルグ、15位デビッドソン、16位琢磨、17位一貴となった。

リタイヤしたのは、ヴェッテル、マッサ、スーティル、グロック、ボーデの5台。

ライコネン
クルマはパーフェクトで、みんなを引き離すことができた。フェリペに何が起こったのかは知らないけど、楽なレースだったよ





ファステストラップは、ハイドフェルドが最終ラップに出した1分35秒366となっている。

ハイドフェルド
もちろん、最速タイムを記録したこと自体はうれしいし、チームとしても11ポイント獲得したこともうれしい。マシンは本当に速いんだ。マクラーレンと同じレベルは出ている。こうしたポジティブなことがたくさんあるけど、6位でしかフィニッシュ出来なかったことは残念でならない。複雑な気持ちだよ。







リザルト

1位 K.ライコネン(フェラーリ)
2位 R.クビカ(BMWザウバー)
3位 H.コバライネン(マクラーレン)
4位 J.トゥルーリ(トヨタ)
5位 L.ハミルトン(マクラーレン)
6位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー)
7位 M.ウエーバー(レッドブル)
8位 F.アロンソ(ルノー)
9位 D.クルサード(レッドブル)
10位 J.バトン(ホンダ)
11位 N.ピケJr.(ルノー)
12位 G.フィジケラ(フォース・インディア)
13位 R.バリチェロ(ホンダ)
14位 N.ロズベルグ(ウイリアムズ)
15位 A.デイビッドソン(スーパーアグリ)
16位 佐藤琢磨(スーパーアグリ)
17位 中嶋一貴(ウイリアムズ)
R S.ベッテル(トロロッソ)
R F.マッサ(フェラーリ)
R A.スーティル(フォース・インディア)
R T.グロック(トヨタ)
R S.ブルデー(トロロッソ)










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Posted by ヒデ坊 at 01:00 │Comments(3)TrackBack(5)

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この記事へのコメント
今回も混戦模様でした。
あちこちでバトルが見られて面白かったです。
まだまだTCS禁止の影響は大きいようです。
フェラーリの独走があったのは正直残念だが、アロンソなど腕を見せるドライバーがはっきりわかるのはよい事。
ライコネンはようやく気合が入ったか?
コバライネンはよくがんばった!!
ハイドフェルドは4番手くらいまで来るチャンスはあっただろう。
日本勢はトゥルーリのみ気をはいた。
スーパーアグリの2台完走は上々か?
ウィリアムズは初戦の勢いはそがれた。
あれ?楽しめたようで感想それくらいかな?
Posted by ゆうすけサタンマリア at March 25, 2008 01:43
5
トップ3がワタシ的にベストメンバーなので小躍りしてました(^▽^)v
嬉しくて鼻血でそぉ〜
でも、一番興奮したのは最初のほうでニックとアロンソがクルサードを挟んだ瞬間♪
マッサ君は去年もポールを生かせず、初っぱなでマクラーレン2台に抜かれてましたよ!
このままでは「お約束」なヤツに…
Posted by めのう at March 25, 2008 19:41
ナスキューも、めのうさんのコメント(はじめの3行)に1票です☆
トゥルーリとハミルトンのバトルもおもしろかったです。
Posted by nas9 at March 26, 2008 02:23